「偏見」「差別」について

多分単発記事になると思います、とある記事を見て書きたくなった

大坂なおみ、ケンブリッジ飛鳥…『ハーフ』『クォーター』は『日本人』なのか、そして『被差別側の差別』とは

f:id:kusomeganeaikouka:20180910164631p:plain

 先日大坂なおみ選手がグランドスラムを達成した事は皆さんの記憶にも新しい事なのではないだろうか。
 ニュースでは連日「日本勢初の快挙」――そう騒がれている。
 筆者としても日本勢初の快挙という事で、普段全くテニスは見ないものの誇りに思う出来事です。

 ですが筆者には疑問があります。




・世間から奇異の目を向けられるハーフ、クォーターは果たして本当に日本人であるのか――


 これに関して「証拠はあるのか」「勝手な妄想をするな」そう思う人も多いでしょう。
 確かに見聞きした情報もありますが、しかしこれには大きな証拠があります。

 そう、筆者自身が『クォーター』であり、その被害を受けた事があるからです。

 告白してしまうと筆者は韓国人のクォーターです。
 韓国人ハーフの父親と純日本人の母親の元に生まれたのですが、殆どの知り合いにすらその事実は隠しています。

 理由は『韓国というだけで嫌悪してくる層がいる』からです。
 とある時にその事実を言った時、周りはそれまで日本人として、同類として接していたのが急にどこかよそよそしくなりました。
 差別関連のYouTubeの動画のコメントに書いた時は心無いコメントの嵐に遭いました。

 私は韓国語も読めないし韓国に行った事すら無い、それでも差別してくる層というのはいるものなのに日本の血のあるハーフの方を日本人として本当に見ている純日本人は少ないでしょう。
 事実バラエティ等でもハーフが日本人ではなく外国人としてネタに使われているのは良くある事です。

 
 果たしてそんな『血』だけで判断する層やメディアが多い中でハーフやクォーターの選手を『日本人』だと祀りあげるのは正しいのか――




・答えは『分からない』

 当人が日本人だと思えば日本人であり、逆であるなら日本人では無いという事です。
 日本の血が入ってなかろうと日本人だという心と言葉が見えればそれは日本人であり、この問題の結論は当人以外にとやかく言えた話では無いのです。




・実は潜んでいる『被差別側の差別心』


 最後の題材となりますが、その前にこんな二番煎じ三番煎じの様な記事を書いた理由が二つあります。
 一つは自分の声を持って伝えたかったという事、もう一つがこの題材について何としてでも伝えたかったからです。

 最後の題材として届けたいのは「差別を受けたからといって周りの関係無い人間まで巻き込んではいけない」という事。

「ハーフを外国人として笑い者にしている日本がハーフを日本人として持ち上げるのは間違っている」

 最早この一文でさえ無関係な人間を巻き込んでいる事実がある事を、ハーフ、クォーター、そしてそれ以外の差別を受けている全ての方に理解してもらいたい。

 まず第一にハーフを笑い者にしている層と持ち上げ誇りに思っている層は本当に全く同じなのでしょうか。
 
「日本人はハーフを都合の良い時だけ持ち上げる、気持ち悪い」

 こんな殴り書きをTwitterで見ました。
 確かにそう思うのも無理は無いですし気持ちも分かります。
 ですがそんな態度で果たして理解が得られるのか?
 そしてこの人は「差別をしてしまっている」とも思いました。

 差別を受け過ぎる余りに差別をし返してしまっている事実があるのはとても悲しい事実です。
 そんな事をしてしまっては私やその人を奇異の目で差別する人間と変わりないではないかと。

 だから私は訴えたいのです。



「たとえどれだけ差別されようとも、憎しみを持ってはいけない。決して攻撃的になってはいけない」



 憎しみは理性を無くしてしまいます、憎しみを持つくらいならばこうして記事にしたりTwitter等で冷静に訴えかけてください。
 
 攻撃的に殴り書くと誹謗中傷を煽る結果となり声援が埋もれていってしまいます、どうか本当に訴えかけたい心があるのならば誠心誠意を持って伝えてください。




 夢物語と言われても良い、途方も無いと言われても良い、私はこの世から何千年と消えない差別が無くなる、平和になる日を待っています。

 そして大坂なおみ選手、グランドスラム達成本当におめでとうございます。